トランプ氏の総額には、選挙陣営が6月に集めたという1億1180万ドルも含まれている。
共和党大統領候補ドナルド・トランプ前大統領(写真:PTI)APニューヨーク
ドナルド・トランプ陣営は、今年の第2四半期にジョー・バイデン大統領の資金を上回り、報告によると3億3100万ドルを集めたと発表した。
この数字は、バイデン氏の再選キャンペーンと民主党全国委員会が火曜日の同時期に集めたと報告した2億6400万ドルを上回り、バイデン氏の資金面での優位性がなくなり、先週の討論会での惨憺たる結果を受けて党内の不安を和らげようとするバイデン氏の努力が損なわれる可能性がある。討論会ではバイデン氏に退くよう求める声が上がっている。
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トランプ氏の総額には、陣営が6月に集めたとしている1億1180万ドルも含まれている。この金額は、バイデン氏が先月集めたと報告した1億2700万ドルより少ない。この金額には討論会当日と討論会後に集めた3300万ドル以上が含まれている。
しかし、トランプ陣営は四半期末の現金残高が2億8,490万ドルだったと報告しているのに対し、バイデン陣営は2億4,000万ドルだったと報告している。
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「トランプ大統領の選挙資金集めは日々、月ごとに盛況だ」とトランプ陣営の上級顧問、クリス・ラシビタ氏とスージー・ワイルズ氏は声明で述べ、バイデン陣営のはるかに多額の広告費が効果を上げていないようだと指摘した。
世界規模の党大会に向け、バイデン氏の討論会での敗北を受けて民主党が集団銃殺隊を続けるのを目の当たりにすれば、この資金調達の勢いはさらに強まる可能性が高いと、彼らは付け加えた。
バイデン陣営の選挙対策責任者ジュリー・チャベス・ロドリゲス氏は、今回の投票総数は大統領をしっかりと支える熱心で拡大する支持基盤の証だと述べた。